夕日ヶ浦周辺の「蟹」漁港について
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夕日ヶ浦周辺の「蟹」漁港
夕日ヶ浦・みのり旅館は京都府、兵庫県の各港から蟹を仕入れております。
その漁場や港によってズワイガニ(松葉蟹)の呼び名も変わりますので、
山陰・丹後地区の代表的な蟹漁港とブランドガニをご紹介します。
津居山漁港
京都府のお隣、兵庫県の東に位置する豊岡市の日本海にある港が津居山漁港です。津居山港から沖合約50km・約2時間半でズワイガニ(津居山ガニ)の漁場に到着できます。津居山港には10数隻のかに漁船が所属しており日帰り操業に適した小型船やシケに強い大型船も所属しており丹後地方の旅館、民宿、お土産店等に津居山蟹(松葉かに)を安定して供給してくれています。
近年はかに漁場が近いことや日帰りかに漁が基本なのでかにの鮮度が良いのが特徴で「津居山かに」としてのブランドも確立しています。またカニシーズン真っ只中の2月には、恒例の「とよおか津居山港かにまつり」も開催され多くのお客様で賑わいを見せています。
津居山かにのタグの色は「青色」です。
柴山漁港
兵庫県・津居山港の西に位置するのが柴山港です。漁師の街・柴山のすぐ近くにあり街の旅館や民宿では鮮度抜群の「柴山かに(ズワイガニ)」を堪能する事が出来ます。兵庫県での松葉カニの水揚げ漁港としても香住港、津居山港と共に有名な港です。
柴山かにのタグの色は「オレンジ色またはピンク色」です。
香住漁港
日本で屈指のかにの水揚量を誇る香住漁港は兵庫県香美町に位置しています。近畿圏内の漁港で唯一、紅ずわいがに(香住ガニ)が水揚げされる事でも有名な漁港です。近郊には絶景で有名な「餘部鉄橋(余部鉄橋)」もあり観光とカニの街が香住町です。また「香住!カニ検定」も実施するなど街を上げてカニシーズンを盛り上げています。
香住港のタグの色は「緑色」です。
間人漁港
京都府・丹後半島に位置する間人(たいざ)に位置し、幻の蟹と言われる「間人かに(ずわいかに)」が水揚げされる港が間人港です。間人港には兵庫県の香住港や津居山港のように大型船はなく小型船がカニ漁に出港しその日のうちに帰港するので蟹の鮮度が特によく海がシケると操業に出れず蟹の水揚量も兵庫県の漁港に比べると少ない事から間人蟹が「幻のカニ」と呼ばれるようになったようです。
夕日ヶ浦・みのり旅館でも間人がにを取り扱う事は可能です。しかし水揚が天候に左右される事から間人ガニの相場が不安定なため価格変動する可能性があります。間人蟹をご希望のお客様は事前にご確認をお願い致します。
間人かにのタグの色は「緑色」です。